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こんなときどうする? What would you do at such time?

発作を起こしてしまった!

→発作は「脳の電気信号が過剰になってしまう」ことでおこり、その原因には、
 若齢の場合ならば、てんかん、門脈シャント、低血糖などが考えられます。
 高齢であれば、脳腫瘍、高アンモニア血症(腎不全に伴う)、心不全による失神などもあげられますが、
 中毒、交通事故、感染性脳炎(ジステンパーなど)、非感染性脳炎(GME、パグ脳炎など)などの、
 年齢に依存しない原因
も多々あります。

 ではまず、実際に目の前で発作がおきてしまったとき、ご家族はどうしたらよいでしょうか。
それはまず「落ち着いて、しっかりと見守ること」です。

 発作は、普段動物たちが見せない表情をしたり、ショッキングな症状ですのでご家族はあせってしまうかもしれません。通常の発作ならば短時間でおさまりますので決してあわてないでください。
 また落下したり頭部をぶつけたりしないように周囲を片づけたりして、けがをしないようにしてあげましょう。心の余裕があれば「発作の持続時間を計り、発作の様子を動画撮影する」ことをしてみてください。
後に動物病院へ行った際、獣医師が実際に動画を見ることで、どのような発作がおきたのか一目でわかります。
 またその発作が全身性の「全般発作」なのか、からだの一部分だけの「焦点性発作(旧・部分発作)」なのかも判断できるでしょう。
 そして発作が終了したら、なるべく早くかかりつけの動物病院へ連絡しましょう。
 発作の後、わんちゃんは意外と大丈夫そうにしていますが、
その後24時間はふらついたりぼーっとしたりすることはよくあります。
注意深く観察しましょう。

 発作の診断には全身の検査が必要になることが多くあります。
肝臓や腎臓の血液の異常はないか、レントゲンや超音波で心臓や肺に異常はないかなどを確かめます。
また、神経の反射の検査を行い、異常のある部位の予想をつけます。
 上記の検査などで原因が特定できない場合は、「MRI画像検査」にすすむことがあります。
これは全身麻酔が必要な検査になりますが、
脳や脊髄など神経系の異常を見つけるのにもっとも適した画像検査になります。

 通常一度の発作で命が危険な状況になることはほとんどありません。
 しかしながら、一回の発作が5~10分ほど続く「重責発作」や、
一日に複数回発作がおきる「群発発作」が見られたら、すぐに動物病院に連絡してください。
 緊急で治療を必要とすることがあります。

 また、「発作=てんかん」ではありません。
 てんかんは病名で、「初めての発作が1~5歳」「各種検査で異常が見つからない」場合、てんかんと診断することが多く、全てのわんちゃんの中でも1.5%ほどとみられています。
 そのため、初めての発作が高齢であった場合は、おそらく何らかの異常があると思われます。

 いすれにせよ、発作は何度も続くとわんちゃん・ねこちゃんも疲弊し、命が危険な状況にならないとも言い切れません。原因を特定し、適切な治療を受ければ発作を抑えることができます。
 なるべく早く当院へご相談ください。

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